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2026/01/27 「争続(そうぞく)」の実例

本日はよくある「争続(そうぞく)」の実例として、兄弟間で実際に起こりやすいケースを2つ紹介しますね。不動産が絡むと一気にこじれやすい代表例です。

 

実例①:実家を巡る「同居兄」と「別居弟」の対立

 

状況

父親が亡くなり、相続人は兄と弟の2人。

相続財産の中心は「実家(土地・建物)」のみ。兄は長年親と同居し、介護も担当していました。一方、弟は結婚して別に住んでいます。

 

トラブルの内容

兄:「自分が介護してきたのだから、実家は自分が相続するのが当然」

弟:「法律上は2分の1ずつ。売却して現金で分けたい」

 

兄は感情面、弟は法律面を主張し、話し合いは平行線。

最終的には遺産分割調停に発展し、調停委員を交えて「兄が実家を取得し、弟に代償金を支払う」形で解決しました。

 

ポイント

・介護や同居の“貢献”は、黙っていても自動的に評価されない

・不動産が1つしかない相続は、兄弟間トラブルになりやすい

 

実例②:親の生前贈与を巡る不信感からの争続

 

状況

母親が亡くなり、相続人は長男・次男・長女の3人。

相続後に判明したのが、長男だけが生前に多額の現金援助と不動産の名義変更を受けていた事実。

 

トラブルの内容

次男・長女:「そんな話は聞いていない。不公平だ」

長男:「母が生きている時にもらったものだから相続とは関係ない」

 

結果として、生前贈与が「特別受益」に該当するかが争点となり、兄弟間の感情対立が激化。

弁護士を立てる事態となり、最終的に特別受益を考慮した遺産分割で決着しましたが、兄弟関係は修復困難に。

 

ポイント

・生前贈与は“なかったこと”にはならない

・他の兄弟に説明がないと、強い不信感を生む

 

まとめ

 

兄弟の争続は「お金」よりも、

不公平感・感情・過去の積み重ねが引き金になるケースが大半です。

特に不動産が絡む相続は、事前対策(遺言書・分け方の整理)がないと高確率で揉めます。

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